2011年9月27日火曜日

池禅尼の恩に報いるために建てた寺・・・太平寺跡

鎌倉尼五山第一位の格式を誇った太平寺は、源頼朝の命を助けてくれた池禅尼の恩に報いたいるために建立した堂がはじまりだったともいわれています。

(参考:平清盛と源頼朝

禅尼の姪の

「尼になりたいと思っている世の女人のために尼寺を建立したい」

という願いを聞き入れ、その姪ために建てさせた寺だったのだといいます。




太平寺は、1556年(弘治2年)、安房の里見義弘が鎌倉に攻め入った際に、義弘とともに住職の青岳尼が安房に渡ってしまったため廃寺となってしまいました。

円覚寺塔頭正続院にある舎利殿は、太平寺の仏殿を移築したものです。


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