2011年9月28日水曜日

父義朝の髑髏を受け取った片瀬・・・本蓮寺

藤沢片瀬の本蓮寺は、595年(推古天皇3年)、聖徳太子の師義玄和尚により開山された真言宗の寺を始まりとしているという古い歴史があります。

源頼朝は、京から送られてきた父義朝の遺骨を片瀬まで出迎えて受け取り、この寺で供養を行ったといいます。

(参考:源義朝の遺骨が葬られた勝長寿院





鎌倉幕府六代将軍宗尊親王は、1266年(文永3年)、鎌倉を追放され、京へ送還される途中で本蓮寺に立ち寄り、

「帰り来て  又  見ん事も固瀬川   濁れる水のすまぬ世ならば」

と詠んだといいます。


本蓮寺は、龍口寺輪番寺の役目も果たした寺です。



西行もどり松(江ノ島弁財天道標)
本蓮寺の近くには・・・
源頼朝に弓馬について語ったという西行の遺跡もあります。
もともとは本蓮寺の門の脇に植えられていた松を、
「西行もどり松」と呼んでいたそうです。

(参考:鶴岡八幡宮の放生会と流鏑馬  江ノ島参詣道


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